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青春の"色"そのものを映像化『サイダーのように言葉が湧き上がる』レビュー

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レビュー

イシグロキョウヘイ監督による、フライングドッグ10周年記念オリジナルアニメ映画。

まず自分の目を真っ先に引いた要素は絵ですね。最近のアニメ映画は背景のキラキラした感じが流行っている様に感じていたので、今作のポップな絵はかなり良い意味で個性的でした。ストーリーはもう終盤で一気に青春大爆発。若さ故のエネルギーと恋への情熱をど直球で見せつけられる、夏初めに相応しいワクワク感と熱さに溢れた眩し過ぎる脚本に悶え掛けましたよ。劇伴に合わせたお爺ちゃんの過去のしんみりとした感じもとても良くて涙がホロリと流れてしまいました。

最近見たアニメ映画としても個人的にはかなり上位に入る傑作。彩りに満ちた青春を表現しているかの様なポップな絵柄に惹かれた人はまず見て損は無いのではないでしょうか。無難ながら非常に風通しが良く、すっきりと纏まったストーリーに心地よいBGM。見た後の充実感がとても大きく、今年の夏に是非色んな人に見て欲しい作品だと思いました。