2021年 映画レビュー

※全て劇場鑑賞

01.約束のネバーランド

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少年ジャンプに連載されていた人気漫画の実写化。
原作をミリ知らなのもありますが、自分は普通に楽しめました。
悪役を演じる渡辺直美さんと北川景子さんのインパクトが非常に強く、印象に深く残りましたね。城桧吏くんは正直もう少し頑張って欲しかったかも…。

02.名探偵コナン 緋色の不在証明

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2021年のコナン映画に備えた、赤井一家の為のアニメ総集編。
総集編という事を知らずに観に行きましたが、コナンを余り知らない自分は十分に楽しめました。
初心者が赤井さん周りの事を大まかに知るには十分だと思います。ちなみに自分は真純推しです。

03.シン・エヴァンゲリオン劇場版:ll

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劇エヴァシリーズ約8年ぶりの最終作。
前作"Q"で物議を醸したキャラの描写や掘り下げに重きを置き、大団円で閉じた傑作。キャラファン的には意外性のあるカップリングにも注目です。
2時間半の超大作ですが、それを感じさせない程の密度でした。

04.モンスターハンター

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実写バイオの監督&女優夫婦が送る国民的ゲーム"モンハン"の実写化。
モンハンとしては思う所多いのは否めませんが、怪獣パニックホラーとしては上質。米軍相手に無双するリオレウスはこの映画でしか拝めません。
ネルスキュラで子供が泣き出さないか心配になりました…。

05.トムとジェリー

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実写とアニメーションが実に自然に融合した画期的な映画。
トムジェリの破茶滅茶感はリアルの世界でも全く健在で、作風も相俟ってアニメの印象ほぼそのまま。実写と聞いて不安に感じた人も安心して観られると思います。
欲を言えば、もう少しブッチ一味の出番が欲しかった。

06.名探偵コナン 緋色の弾丸

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2021年のコナン映画。
今回の主役は赤井一家。相変わらず赤井さんが訳分かんないくらい超人でした。
秀一だけでなく他の兄弟にも見せ場があり、中でも秀吉が特にカッコ良くて印象に残りましたね。
ただ、自分は犯人が少し可哀想に感じちゃったかな…。

07.るろうに剣心 最終章-The Final-

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実写るろ剣シリーズ最終作の第一部。原作における"人誅編"に当たります。
原作を読んでたら「そこを省くのか」となる部分が確かにありますが、相変わらず殺陣アクションは一級品。
原作には無い意外な人物の参戦も見られて、これはこれで良かった。

08.るろうに剣心 最終章-The Beginning-

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実写るろ剣シリーズ最終作の第二部。原作における"追憶編"に当たります。
これまでのシリーズとは異なり、アクションよりも人間ドラマに振った作り。が、"人斬り抜刀斎"によるガチな殺陣は必見です。
巴役の有村架純さんはハマり役でした。

09.ブラック・ウィドウ

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MCUフェーズ4第一作目。ブラック・ウィドウこと、ナターシャ・ロマノフの過去を描く。
追憶と共にMCUの未来を少し示唆する作品。シリアスなスパイアクションかと思いきや、ロマノフ一家による痛快な家族大作戦。
妹エレーナの"ポーズ弄り"は吹き出す事請け合いです。

10.竜とそばかすの姫

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細田守監督による長編オリジナル第五作目。
ネットの暗部の克明な描写、少し勢い任せな脚本など。気になる点はありますが、それを補って余り有る秀逸過ぎる音楽と映像。劇場媒体ならではの力をこれでもかと感じるパワー溢れる大作です。
幾多りらさんの意外な演技力も見所。

11.サイダーのように言葉が湧き上がる

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フライングドッグ設立10周年記念作品。
眩しい程のカラフルと共にぶつけられる、悶える事必至の末長爆発青春物語。僕の様な非リアは観賞後に少し黄昏れました。
ファンタジー要素は皆無ですが、だからこそ一つ一つの要素が丁寧に上手く纏められた傑作です。

12.ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結

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散々な評価を下された不遇のDC映画"スースク"のリベンジ作。
キャラ紹介のテンポ改善を始めとし、前作の反省が活きている点が多く見られます。
"GoG"の監督なだけあってチームメイトの描写が上手く、それでいて悪人らしい矜持にも溢れてる少しハードな良作です。

13.岬のマヨイガ

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同名の小説を原作としたアニメ映画。
傷付いた心にそっと寄り添ってくれる様な優しい映画です。全体的に盛り上がりには欠ける静かな作品ですが、偶にはこう言うのも良いかも。
子供の頃に見た"ミヨリの森"や"河童のクゥと夏休み"を思い出して、少し懐かしくなりました。

14.シャン・チー テン・リングスの伝説

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MCUフェーズ4第二作目。MCU初のアジア人ヒーロー"シャン・チー"の物語。
カンフーや中華風BGMなど、これまでのMCUでは異質な要素を多く含む良い意味での異色作。リングを使った戦闘スタイルが非常に秀逸でした。
アクションは個人的にMCUで一番好きです。

15.神在月の子ども

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日本のオリジナルアニメ映画。
日本各地の神社を歩き回って供物を賜ると言うストーリーの運びが、何となく"ゼルダBotW"の祠探しを彷彿とさせました。龍神様の試練もそうですが、多分スタッフはゲームが好きです。
終盤の劇伴による盛り上がりは結構胸を打たれましたね。

16.アイの歌声を聴かせて

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吉浦康裕監督、8年ぶりの長編最新作。
人とAIと言う吉浦監督らしい要素を軸に、エンタメとして非常に高いレベルで纏まった傑作。キャラが特に魅力的で、主要人物全てに共感出来る部分がある。
個人的には完成度では最近の新海作品にも全然負けてないと感じました。

17.エターナルズ

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MCUフェーズ4第三作目。超常戦士"エターナルズ"の物語。
皆人外なのに、何処か人間臭いと言うギャップが好きです。それぞれの思いには違いがあれど、何やかんや共通して人類が大好きな所に好感が持てました。
全編を通して雰囲気が暗く、その点では少々人を選ぶかもしれません。

18.フラ・フラダンス

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フラガールを題材としたアニメ映画。
有りがちな学生のひと時の思い出などでは無く、社会人の生業として描いたのがポイント高いです。だからこそ、キャラの葛藤や真剣さがより重みを持って伝わりました。
チームの友情に比重を置いて、恋愛要素が最低限なのも良かったです。

19.ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ

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"ヴェノム"の続編。
カーネイジの映画デビュー作ですが、それよりもエディとヴェノムの痴話喧嘩の方が印象深いです。シュリークはクレタスの足を引っ張り過ぎですね。
ポスクレはヤバかったです。劇場人がいるのに叫びそうになりました。

20.サマーゴースト

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"キミスイ"のキャラデザで有名なloundraw氏の初監督作品。
キミスイが死と向き合うお話なら、こちらは生と向き合うお話。最初と最後の繋がりが見事で、観終わった後に少し放心状態になりました。
短いながらも完成度は高く、氏の監督としての今後に期待を持てる一作です。

21.劇場版 呪術廻戦0

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ジャンプの大ヒット漫画の映画化作品。
原作はミリ知らですが、前日譚なので原作の知識が一切無くても楽しめます。独特のセンス溢れる台詞回しや迫力あるバトルなど、非常にキャッチーな作りのエンタメ映画だと思いました。
とあるパロディシーンも必見です。